2016/02/12

【Android】Android6.0以降でアプリ通知が動作しない場合の設定

Android6.0以降のOSにアップグレードすると、「アプリの通知が止まってしまって動作しない」という質問を目にすることがあります。
もしかすると、「Dozeモード」という機能が原因かもしれません。

今回はこのDozeモードとは何なのか、通知を正常に戻すにはどの設定を変更知ればよいのかを紹介します。

【Dozeモードとは】

Dozeモードの「Doze」とは、「居眠り」という意味です。
この機能はAndroid6.0から導入されたもので、いわゆる「省電力モード」です。

この機能を有効にしておくと、ユーザーがスマートフォンを利用していない時間帯になると自動的にDozeモードに移行され、バックグラウンドでのアプリ動作を停止したり同期の頻度を減らすことで、最低限のバッテリー消費に抑えることが出来ます。

ただし、この機能はバッテリー消費をかなり抑えられる代わりに、アプリによっては機能に影響がある場合があります。
たとえばバックグラウンドでのアプリの動作や同期頻度が制限されてしまうため、アプリの通知が届かない原因になる場合があります。

そういった場合、任意のアプリとDozeモードから除外することが可能です。

【Dozeモードの有効/無効の切り替え】

Dozeモードはアプリごとに有効/無効の切り替えができるので、Dozeモードを無効にしたいアプリは以下の手順で無効にしてください。
※無効にするアプリが多いと、Dozeモードで節約できるバッテリー量も減少します。

  1. アプリドロワーから設定Appを開く
  2. 「電池」を開く
  3. 右上のメニューから、「電池の最適化」を選択する
     
  4. 上部に「最適化していないアプリ」と表示されている場合、「すべてのアプリ」を選択する
     
  5. Dozeモードを無効にしたいアプリを探して選択する
  6. 「最適化しない」に切り替え、「完了」で確定する
  7. 再度、上部を「最適化していないアプリ」に切り替えてアプリが表示されれば、設定は完了

【まとめ】

Dozeモードは、スマートフォンを利用していない時のバッテリー消費をかなり削減してくれる機能ではありますが、スマートフォンを1時間位ずっと机の上に置いて触らなかったりすると、Dozeモードに切り替わって通知に気づけなかったりします。
適宜、アプリの有効/無効を切り替えると、バッテリーライフも改善

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2016/02/12 公開

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