2016/02/03

【Googleフォト】Googleフォトのアプリサイズが大きくなった時の対処法

Googleフォトを利用すると、写真や動画をオンラインで管理して端末の空き容量を確保することが可能です。
ただし、場合によってはアプリサイズ自体が大きくなってしまう場合があります。

今回は、そんな時の対処法を紹介します。

【アプリサイズ拡大の原因】

まずは、実際にアプリサイズが大きくなってしまった例を見てみましょう。
iOS/Androidそれぞれ以下の手順で確認できます。
  • iOS(9.2.1)
    • 設定App>一般>ストレージとiCloudの使用状況>ストレージを管理>Googleフォト
  • Android(Marshmallow)
    • 設定App>アプリ>フォト>ストレージ
この例だと、アプリサイズが2.4GBにも膨れ上がってしまっています。
本来のアプリサイズが82.4MBですから、30倍近くになっています。

そもそもなぜアプリサイズが大きくなってしまうのか、その原因は「キャッシュ」と呼ばれるものです。
キャッシュとは一時保存ファイルのことで、その名の通り一時的に端末内に保存されているデータです。
なぜこのようなものがあるかというと、例えばインターネット上の同じ写真に何度もアクセスすることを考えてみてください。
そのたびにインターネットに接続して写真を表示するために読み込んでいると、時間も掛かりますし通信量も増えてしまいます。
そのため、通常ブラウザなどは再度アクセスする可能性のあるデータは、キャッシュとして一時的に保存しておき、再度アクセスした時はキャッシュから読み込むことで速度改善や通信量削減を可能にしています。

【キャッシュの削除】

それでは実際にキャッシュを削除してアプリサイズを小さくする方法を紹介します。

<Android編>

Androidの場合、そこまで難しくありません。
OSの標準機能にアプリのキャッシュの削除があるので、これを利用します。
  1. 設定App>アプリ>フォト(そこに無ければ更に「ストレージ」)を開く
  2. 「キャッシュを削除」をタップする

<iOS編>

iOSの場合、残念ながらOSの機能としてのキャッシュの削除はなく、アプリ側にもその機能はバージョン1.7.1現在では実装されていません。
そのため、アプリの再インストールになります。
  1. ホーム画面でGoogleフォトを長押しする
  2. アイコンに「×」マークが表示されるので、これをタップする
  3. 確認画面が表示されるので、「削除」を選択する
  4. App Storeから、再度Googleフォトをインストールする
ただし、一定量のキャッシュが貯まると自動的に削除するような設定は可能です(バージョン1.8.0以降)。
設定>端末の空き容量の管理>キャッシュ容量の制限をONにしてみてください。

【まとめ】

iOSだと再インストールが必要で少々面倒ですが、これでキャッシュの削除が可能です。
もしもGoogleフォトが無駄に保存容量を消費している場合は、この方法を試してみてください。



2016/02/03 公開
2016/04/29 iOSのキャッシュの削除方法を追加

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