2016/03/26

【Googleフォト】アルバムとストーリーが統合、アルバムのが更に高機能に

Googleフォトには写真をまとめる機能として「アルバム」と「ストーリー」の2種類がありましたが、この2つが統合されることになりました。

具体的にどのように変わるのか、どうやって使うのかをまとめています。

【アルバムとストーリーの統合】

まずこの2つの違いですが、両方とも写真を整理する機能です。
具体的にどのような違いがあったのかというと

  • アルバム
    • 写真をフォルダ分けできる機能
    • 写真や動画のみ
  • ストーリー
    • 写真に含まれている撮影日時や撮影場所から時系列順にまとめてくれる
    • 写真と共に場所・移動などを表示

ストーリーの方が高機能に見えますが、基本的に自動生成で写真を自由に並び替えたりといったカスタマイズ性や写真の一覧表示において劣っていました。
これらの問題点を解決するため、ストーリーで利用できるキャプションや場所の挿入機能を活かしたままアルバムに統合されます。

また、既に作成されているストーリーは地図や説明文を維持したまま順次アルバムに変換されるとのことです。

【新しいアルバムで出来ること】

新しくなったアルバムでは、以下のことが可能になります。

  • アルバムに任意の場所に説明文を挿入
  • アルバムの任意の場所に場所を挿入
  • アルバムの任意の場所に地図(移動情報)を挿入
これらはストーリーで自動生成される要素でしたが、新しいアルバムではユーザーが自由な場所に自由に作成・編集が可能になりました。

これらの操作は、編集したいアルバム右上の「+」アイコンから全て行います。
[新しい機能に限らず、アルバム編集は全てここから]

【説明文の挿入】

これは元々「ストーリー」にあった機能の一つです。
アルバムの任意の位置にテキストを挿入することが可能になります。

  1. 「T」のアイコンをタップする
  2. テキストボックスが作成されるので、説明文を入力してチェックマークをタップする
  3. 写真と共に説明文が挿入される

【場所の挿入】

場所の挿入とは、アルバム内に位置情報を追加することが出来る機能です。

  1. マップのマーカーアイコンをタップする
  2. 「撮影場所」をタップする
  3. 候補の中から選択するか、直接入力して検索する
  4. 場所が追加される

【地図の挿入】

地図は場所とは違って、2点間の移動を表示することが出来ます。

  1. 「撮影場所」ではなく、「地図」をタップする
  2. スタート地点とゴール地点を入力する
  3. 今度は、地図上に設定した2地点が表示される

【場所の自動入力】

場所を1つ1つて入力しても良いですが、写真に位置情報があればある程度自動的に場所を追加することも可能です。
  1. 「すべての撮影場所の候補」をタップ
  2. 写真の位置情報を参考に、自動的に場所が追加される

【新しいアルバムの自動生成】

ストーリーには既に自動生成機能がありましたが、今後はアルバムとして自動生成されるようになります。
試しに自動生成させてみると、このようになりました。
60kmほどサイクリングしながら写真を撮ってみましたが、場所が自動的に挿入されていますね、以前までは写真のみでした。
また、ロケーション履歴を利用しているようで、アルバムタイトルに「サイクリング」と自動的に入っていました。

実は、iOS版Googleフォトを最新のバージョン(1.9.0移行)にアップデートすると、設定項目に「ロケーション履歴」が新しく追加されています。

【まとめ】

ストーリーの表示形式が気に入っていたユーザーにとっては少々寂しいかもしれませんが、編集の自由度が広がったのは嬉しいですね。
2016/03/26 公開

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