2016/01/23

【Gmail】ネット上のサービスにGmailを登録するときの小技

最近ではTwitterやFacebookなどのSNSサービスや、会員制サイトなどのインターネット上のサービスが数多く存在し、そのほぼすべてがメールアドレスの登録が必要になります。
これらのサービスにキャリアメールを登録するとメールアドレスを変更した時に登録先のサービスも変更が必要だったりするので、Gmailを登録している人も多いのではないでしょうか?

そんな時に知っておくとメールの整理が楽になる小技を紹介します。

本投稿内ではユーザーのGmailアドレスをuser.name@gmail.comとします。

【Gmailは"."を無視する】

Gmailを取得するときにuser.name@gmail.comというような、@の前に"."(ドット)を含めたものを取得している人も多いかと思います。
実はこの@より前の"."、Gmailでは認識しないんです。
つまり、以下のGmailはすべて同じものとして扱われます。
  • username@gmail.com
  • user.name@gmail.com
  • u.se.r.n.a.m.e@gmail.com
ただし、一つ注意としては"."が連続していたり@の直前にあるものはメールアドレスの世界共通の規格に違反するので、利用は出来ません。
つまり、これらは利用できません。
  • user..name@gmail.com
  • username.@gmail.com

これを利用すると、こんなことが出来ます。

例えばTwitterに登録するメールアドレスをu.sername@gmail.comとしておけば、Twitterからのメールはすべてu.sername@gmail.com宛に届くので、「To:u.sername@gmail.com」でフィルタを設定すれば、Twitterからのメール全てに一括でフィルタを設定できます。

<Gmail取得に関して>

これを読んだ時に「じゃあuser.name@gmail.comを利用しているユーザーに届いたメールがusername@gmail.comを利用しているユーザーにも届いてしまうじゃないか!」と思われるかも知れませんが、それは安心してください。
"."違いのみのGmailアドレスが存在する場合、そのメールアドレスは後から取得出来なくなっています。
つまり、user.name@gmail.comを利用しているユーザーがいれば、username@gmail.comやu.s.e.r.n.a.m.e@gmail.comなどは取得出来なくなっています。

【user.name+abc@gmail.comの形式】

もう一つの方法として、"+"を利用した方法があります。
Gmailではユーザー名の後に"+"を付けて@との間に追加の文字列を加えても、元のGmailにメールが届きます。
以下のものはすべてuser.name@gmail.comに届きます。
  • user.name+twitter@gmail.com
  • user.name+facebook@gmail.com
  • user.name+line@gmail.com

この方法でも"."の有無の場合と同じように、「To:user.name+twitter@gmail.com」などでフィルタを設定すると非常に便利です。
こちらのほうが、パット見で何のサービスに登録したのかわかりやすいです。
ただし、サービスによっては稀に"+"を使用を禁止している場合があるので、その場合は"."の方を利用すると良いかと思います。

【まとめ】

これらの方法を利用したフィルタとしては、特定のラベル(Twitterからのメールは「Twitter」ラベルなど)をつけたり、迷惑メールにしないように設定したりといったものがよくある例です。
他にも、家族に教えておくメールアドレスをuser.name+family@gmail.comとしておけば、家族からのメールにまとめて「家族」というフィルタを設定することができます。

ただ、もう一つの機能として「メールアドレス漏洩元の特定」がある程度可能になります。
もしも本来登録したサービスとは別のところからこれらの方法を利用したメールアドレス宛に迷惑メールが届いた場合、そのサービスからメールアドレス情報が漏洩したのかもしれないという基準にもなります(あくまでも"目安"で、100%そうとは限りません)。

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2016/01/23 公開

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