2016/03/19

【Gmail】本文に含まれるリンクも自動チェック対象に

Gmailは以前から添付ファイルにウィルスが含まれていないかスキャンする機能がありましたが、本文内に含まれるリンクもスキャン対象になりました。

これにより、怪しいリンクを誤って開いてしまう危険を回避することが出来るようになりました。

【リンクのスキャン】

Gmailはリッチテキストメールに対応していますが、これにより本文内にリンクを設置することが出来ます。

しかし、悪質なユーザーはこれを利用して受信者に危険なサイトや偽サイトにアクセスさせようとしてくる場合があります。

Gmailではこうした怪しいリンクからユーザーを守るため、本文内のリンクのスキャン機能が実装されました。
もしも受信者がリンクをクリックするとGmailが自動的にリンク先をチェックし、怪しい場合はユーザーに事前に通知してくれます。

【よくある怪しいリンク】

明らかに怪しいメールのリンクは誰も開こうとはしないと思いますが、中には健全なメールに見せかけたものも多く存在します。
そしてそういったメールのリンクというのも、パット見は問題なさそうに見えます。

例えば、このようなモノがあります。

  • 本物そっくりなURL
    • 「https://www.google.co.jp/」ではなく「https://www.goog1e.co.jp/」
  • 表示しているURLと実際のリンクが異なる
    • 本文に表示されているのは「https://www.google.co.jp/」だが、実際に設置されているリンクは「https://www.goog1e.co.jp/」

【まとめ】

クリックするとユーザーを不安にさせる情報などを表示して金銭を要求するなどと言ったものはよく聞きますが、今回の機能実装でGmailからのこうした被害を未然に防ぐことが出来るようになりました。
Gmailは強力な迷惑メールフィルタがありますが、それでも100%というわけではないのでこうした機能改善は嬉しいですね。

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2016/03/19 公開

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