「パスワードは誰にも教えていないから大丈夫」と思っている人ほど、不正アクセスの被害に合いやすいのではないでしょうか?
実際に不正アクセスを受ける原因としてはいろいろなものがあります。
- 紙にIDやパスワードを書いておきそれを第3者に見られた
- 入力補助機能から情報が漏れた
- 他のサービスで利用しているパスワードを流用していたせいで被害が拡散した
- スパムなどに騙されてうっかりパスワードを偽サイトに入力してしまった
- アプリ連携でパスワードは教えていないのに一部情報を覗かれたり操作された
他にもあるでしょうが、この辺りがよくある原因です。
また、不正アクセスされていることには案外気づかないことも多く、気づいた時には完全に乗っ取られていたり重要な情報が流出した後なんてことはよくあります。
【セキュリティ診断】
Googleアカウントには「セキュリティ診断」というツールがあります。
これは何かというと、Googleアカウントのセキュリティ状況やセキュリティ関連の設定内容を簡単にチェックすることができ、誰でも利用可能です。
以下にその利用手順を説明します。
- アカウント情報(https://myaccount.google.com/)にアクセスする
- 少し下にスクロールすると「セキュリティ診断」とあるので、ここをクリックする
- 再ログインを求められた場合は再ログインする
※重要な設定項目を編集したりする場合はセキュリティ上の関係で、よく再ログイン(パスワードの再入力)を求められます。 - アカウント復旧情報に問題がないか確認する
※アカウント復旧情報に関してはこちらの記事を参考にしてください。 - 最近のセキュリティイベントが表示されるので、問題ないか確認する
- 接続されている端末の一覧が表示されるので、身に覚えのないものがないか確認する
- アカウントに接続されているアプリに問題がないか確認し、不要なものは削除する
- 2段階認証を利用している場合は不要なアプリパスワードがあれば取り消す
- 2段階認証を利用している場合は設定内容に問題がないか確認し、ある場合は設定を修正する
- 最後に全ての項目にチェックが入っていれば、問題なし
これで基本的なセキュリティチェックが一通り完了しました。
これで完全に安全というわけではありませんが、確認項目を一箇所でまとめて確認できるのはかなり便利なのではないでしょうか?
ただ、一度行えばもう安全というわけでもないので、月に1回くらいのペースでこのセキュリティ診断を行うのが良いかと思います。
また、今回は詳しく取り扱っていませんが、2段階認証の設定を強くおすすめします。
これを設定しておけば、不正アクセスの可能性を限りなくゼロに近づけられます。
関連ページに2段階認証の設定のヘルプも記載しておきますので、一度確認しておくと良いかと思います。
<追記>
2段階認証に関する記事を公開しましたので、設定時は参考にしてください。
<追記>
2段階認証に関する記事を公開しましたので、設定時は参考にしてください。
- 【Googleアカウント】2段階認証の設定方法 - Information Center for Google Service(http://fujita-google-info.blogspot.jp/2016/01/account-2step.html)
【関連ページ】
- アカウントの保護 - Google アカウント ヘルプ(https://support.google.com/accounts/answer/46526?hl=ja)
- セキュリティ診断 - アカウント情報(https://security.google.com/settings/security/secureaccount)
- 2 段階認証プロセスでのログイン方法 - Google アカウント ヘルプ(https://support.google.com/accounts/answer/1085463?hl=ja&ref_topic=1099588)
2016/01/17 公開
2016/01/26 2段階認証に関する記載を追加
2016/01/26 2段階認証に関する記載を追加
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